PSGでSAS+PLM+PACと多彩な所見を示した症例

2026年09月29日

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30歳台 男性 身長:180㎝ 体重:70 kg BMI:21.6 ESS:8 いびきと熟眠感の欠如・日中の眠気を主訴に来院され、5年前にはマウスピース治療を行うも、歯列矯正治療の開始を契機に中断したとのことでした。簡易検査を行いREI=6.6でしたが、自覚症状が強く診断PSGを行いました。簡易検査はODIに依存し、BMI低値の症例はSpO2の低下が少ないため、簡易検査では過小評価となることが多いです。本症例もPSGではAHI=15.3回/時間、3%ODIは11.8回/時間でした。呼吸イベントは閉塞性低呼吸が主体ですが、イベントの出方に違和感があります。ノンレム睡眠では仰臥位でも呼吸イベントは抑制されたり、側臥位で呼吸イベントが増加したり、レム睡眠では、仰臥位でも呼吸イベントは抑制されています。典型的なOSAとは異なる病態を示していました。

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レム睡眠仰臥位時の閉塞性低呼吸ですが、3%以上のSpO2低下を伴わず、覚醒反応を伴うことで判定されています。最もSpO2低下が顕著なはずのレム睡眠仰臥位時に、SpO2低下を示していません。AHIはCPAP導入可能な数値ですが、この病態でCPAPが有効かどうかは、やってみないとわからないというのが正直なところです。ご本人の希望もあり、CPAPは導入予定ですので、その結果はまた続報としてお示しします。

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