PSGでSAS+PLM+PACと多彩な所見を示した症例

2026年09月24日

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50歳台 男性 身長:160㎝ 体重:75 kg BMI:27.5 ESS:15 高血圧と期外収縮(PAC)で通院されている症例です。熟睡感の欠如、起床時の口渇、日中過眠を自覚、いびきや無呼吸は20代から指摘されていたとのことで、簡易検査を施行しました。結果はREI=15.2最低SpO2=80%で、診断PSGを施行、AHIは24.5でした。終夜大半が仰臥位でしたが、ノンレム睡眠は仰臥位時でも覚醒反応を生じず、安定したN2やN3の睡眠が記録されていました。PLM指数は28と中等度に認めていますが、呼吸イベントと重畳した脚動は除外されていますので、実際にはもっと高値である可能性があります。最下段の心拍変動は心房細動ではなく、PACの頻発によるものです。ただこれだけ高頻度にPACが出現していれば、いつ心房細動になってもおかしくないと言えます。

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呼吸イベントとPLM の重畳波形です。(5分/全体)周期的な脚動を認めていますが、呼吸イベントに重畳したLMはルール上除外されますので、この分だけ過小評価となっている可能性があります。おそらくCPAPタイトレーションを行えば、これらのPLMが顕在化するでしょう。CPAP治療で無呼吸は改善されても、PLMが睡眠障害の更なる要因となるかは、やってみないとわかりません。通常CPAP導入により呼吸イベントの改善に伴い覚醒閾値が上昇することで、覚醒を伴う脚動も減少する可能性は期待できると思われます。この波形の中段にあるHR(緑色)に、ところどころ凸の変化を認めていますが、これはPACの出現を示しています。呼吸イベントを解析する中でも、このようなHRの変化を表示させておくことで、不整脈の見逃しも防ぐことができます。

 

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