超重症OSA症例の無呼吸と低呼吸

2026年04月24日

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40歳台 男性 身長:180㎝ 体重:128.8kg BMI39.8 ESS15 いびきと無呼吸を指摘され、日中過眠も強く、食事や会話中でも寝てしまうことを主訴に当院を受診、無呼吸を疑い、簡易検査を施行しました。REI=71/時間と重症の無呼吸が疑われ、診断PSGを行っています。トレンドからは側臥位でも呼吸イベントやいびきは抑制されず、AHI87.9/時間と超重症の結果でした。典型的なOSAとしてレム睡眠に高度なdesaturationを認めています。レム睡眠期は呼吸が再開してもSpO290%以上に戻っていないことがわかります。心拍数の異常高値も目立ちました。赤い色は心拍変動が90bpm以上であることを表し、緑色は心拍変動の幅が50100bpmと大きいことがわかります。1点不思議なことに、仰臥位時は閉塞性低呼吸で側臥位になると閉塞性無呼吸という、真逆の現象が認められました。

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上段の波形は仰臥位時、下段の波形は側臥位時になります。鼻圧センサはどちらもflatですが、鼻口温度センサは、同じ感度でも仰臥位のほうが振幅は明瞭です。

側臥位では温度センサがずれることで、鼻や口からの温度変化に正しく反応できていない可能性も考えられます。

 

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