やせ型・若年者 でも重症のOSA症例

30歳台 男性 身長:174㎝ 体重:65kg BMI:21.5 ESS:10 いびきと無呼吸を指摘され、またRLSや金縛り、睡眠中の食事行動を主訴に当院を受診、無呼吸を疑い、簡易検査を施行しました。REI=22.2回/時間と中等症の無呼吸が疑われ、診断PSGを行っています。トレンドからは側臥位でも呼吸イベントやいびきは抑制されず、AHIは42.4回/時間と重症の結果でした。典型的なOSAではレム睡眠の仰臥位時に高度なdesaturationを認めますが、この症例の場合、ノンレム睡眠の低呼吸時に顕著なdesaturationを認めていたことがわかります。

もちろん呼吸イベントの出現に体位依存性があれば、レム睡眠でも側臥位でdesaturationが軽減しますが、この症例は体位依存性もありません。これは起床直前のレム睡眠仰臥位時の呼吸イベント波形です。それなりにdesaturationも認めていますが、SpO2のベース値が低値で、ベースからの低下が目立たないということもあるようです。重症のOSAでも、レム睡眠の呼吸イベントやSpO2低下が目立たず、ノンレム睡眠のほうがAHIの高い症例に遭遇します。このような症例を集めて、何が要因なのかをぜひ調べてみたいと思っています。



