記録前半は閉塞性呼吸イベントが主体で朝方CSR様の周期性呼吸を認めた症例

2026年05月01日

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50歳台 男性 身長:173㎝ 体重:77 kg BMI25.7 ESS6 いびきや無呼吸の自覚はないが、過去に禁煙で20kgの体重増加あり、運動で今は5kg減量したが、頻回の中途覚醒を主訴に当院を受診、無呼吸を疑い、簡易検査を施行しました。REI=33.9/時間と重症の無呼吸が疑われ、診断PSGを行っています。AHI36.6/時間と簡易検査同様の結果でした。トレンドからは、記録前半は閉塞性低呼吸が主体で、12時頃からはdesaturationを伴わない中枢性低呼吸が目立ち始めました。3時半以降、ノンレム睡眠でCSR様の周期性呼吸となり、中枢性無呼吸や中枢性低呼吸を認めています。HRトレンドの矢印部分は不整脈が記録されていました。

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波形は記録前半の閉塞性低呼吸波形です。いびきの記録はありませんが、鼻圧波形と呼吸努力センサの位相のわずかなずれを確認、さらにdesaturationを伴うことで閉塞性低呼吸と判定しています。

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朝方のノンレム睡眠時の呼吸波形です。呼吸努力センサはCSR様に周期性をもって漸増漸減を示しています。呼吸センサがすべて平坦化した部分は中枢性無呼吸、振幅が低下した部分は中枢性低呼吸と判定しています。〇マークは不整脈の出現を示しています。心電図波形は次ページに示します。

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朝方の不整脈出現時の心電図波形です。PACの連発ですが連発の最後の波形はPQ間隔が遅延していることがわかります。このような波形が連続すれば、心房細動に移行する可能性も否定できません。この症例は、心疾患の既往はないようですが、朝方に認めたCSR様呼吸は心疾患の存在を疑う所見とも言えます。精査が必要と思われます。

 

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