ノンレム睡眠側臥位の安定呼吸時の持続的なSpO2低下

2026年04月03日

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60歳台 男性 身長:171㎝ 体重:70.5kg BMI24.3 ESS:未検

慢性心不全、拡張型心筋症、心室頻拍などの既往があり、埋め込み型除細動器を留置されています。

不眠の主訴もあり、デエビゴを不眠時に服用されています。心疾患と高血圧があり、簡易検査を施行したところ、REI28.4で診断PSGを行いました。

その結果、AHI40.8/時間と重症の無呼吸があり、呼吸イベントは閉塞性低呼吸が主体で、仰臥位時優位に認めました。

ここで気になるのは、側臥位の安定呼吸時のSpO2測定値が低いことです。側臥位時は8990%で推移しており、仰臥位時は呼吸イベントに伴う覚醒反応の時だけ、やっと94%まで上昇するパターンを繰り返しています。

高度肥満や呼吸器疾患に伴う低換気があるなら、この低下も説明できるのですが、その要因は当てはまりません。

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ノンレム睡眠仰臥位でも呼吸イベントが抑制されたタイミングの、持続的な酸素飽和度低下の部分を示しています。

SpO28889%で推移しています。近年SpO2測定値には、測定機器間のばらつきが問題視されており、特に簡易検査装置とPSG装置のODIの差にも理解できないものがあります。

当施設で、在宅PSG装置の妥当性確認のために、PSGと同時記録を行ったところ、3ODICT90の測定値に差が出ました。

今後それらの検証をしっかり行う必要がると思われます。

 

ゆみのハートクリニック 睡眠検査統括

川名 ふさ江

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