重症OSAでも違和感のある高度肥満症例

2026年02月06日

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50歳台 男性 身長:177㎝ 体重:135.2kg BMI20.1 ESS10 

胸が苦しい、動悸、めまいなどを主訴に来院、高度肥満からSASを疑い簡易検査を施行したところ、REI=71.4/時間、最低SpO261%にて、CPAPを導入されました。

改めてPSGによる現状評価のため、5日前よりCPAP中止にて診断PSGを行いました。

PSG結果はAHI=86.6/時間、最低値SpO259%でした。

CT90TST50%と高値で、睡眠中の虚血状態が危惧される結果でした。

上記トレンドから感じる違和感とは、体位と呼吸イベントの種類の関係性です。

レム睡眠もノンレム睡眠もなぜか、仰臥位で閉塞性低呼吸を認め、側臥位で閉塞性無呼吸になっていました。

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全体で10分間の呼吸波形です。

前半の青矢印は左側臥位、赤矢印は仰臥位になります。

低呼吸イベント(水色)中はいびきも記録されています。

レム睡眠時も同様の所見で、呼吸イベントに伴う最低SpO2は、レム睡眠時の左側臥位で記録されていました。

このような側臥位で仰臥位より閉塞が強いという逆ともいえる現象は、解剖学的な問題があるのかもしれません。

扁桃腺腫大の有無等を確認することになりました。

 

ゆみのハートクリニック 睡眠検査統括

川名 ふさ江

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