日中過眠で受診した肥大型心筋症術後の症例

2026年01月30日

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40歳台 男性 身長:170㎝ 体重:57.5kg BMI20.1 ESS15

閉塞性肥大型心筋症に対し5年前に中隔切除術を受け、その後不眠症にて塩酸リルマザホン(リスミー)を服用され、眠剤を服用しないと中途覚醒後、再入眠困難となるそうです。

家族にいびきや無呼吸を指摘され日中過眠もあるため、簡易検査を施行したところREI=6.0 最低SpO282%でした。いびきが心配、マウスピースにも興味あるとのことで、本人の希望により、リスミー服用にて診断PSGを行い、AHI=12.2と軽症のOSAでした。

覚醒反応は多く睡眠の分断も認めますが、総睡眠時間は6時間半であり、この結果からESS15点は説明ができないと思われました。

塩酸リルマザホンを調べてみると、ベンゾジアゼピン系の短時間作用薬ですが、副作用として翌日の眠気や依存性も指摘されています。

日中過眠の原因は、この睡眠薬の副作用の可能性も否定できないと思われます。

 

ゆみのハートクリニック

川名 ふさ江

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