重症SASでも睡眠周期が保たれ、同じ仰臥位でも呼吸イベントの出方に差があった症例

2026年01月09日

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50歳台 男性 身長:175㎝ 体重:90.8kg BMI29.7 ESS7

30歳ころから家族にいびきを指摘され、友人の紹介で当院を受診されました。SAS疑いで簡易検査を施行、REI=33.7の結果で、診断PSGを行いました。

AHI39.8/時間と簡易検査結果同様、重症の無呼吸を認めました。ただ重症の無呼吸がありながら、睡眠周期は保たれておりました。

第1睡眠周期は深睡眠が記録され、覚醒反応を伴わない閉塞性低呼吸が連続していました。覚醒閾値が高かったためと思われます。

そして朝方は側臥位となり、レム睡眠でも呼吸イベントは認めませんでした。

体位依存性があることは確かなようですですが、2時頃からは同じ仰臥位でも呼吸イベントは抑制されています(矢印部分)。

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深睡眠時に認めた閉塞性低呼吸です。覚醒反応を伴わないこともあり、SpO2の回復は非常に緩やかで、95%以上には回復していません。

この時の体位は頭位を正面に向けています(下図①)。トレンドの矢印で示した安定呼吸時は体幹は仰臥位でも頭位を右に向けていることがわかります(下図②)

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ゆみのハートクリニック

川名 ふさ江

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