診断時のPLMがCPAPで減少した症例その2

60歳台 男性 身長:168㎝ 体重:61 kg BMI:21.6 ESS:4 7年前にいびきを主訴に来院、診断PSGでAHI=10.4とCPAP適応にはならずOAも作成せずに経過観察となりました。最近無呼吸がひどくなっていると家族に指摘され来院、7年ぶりの診断PSGを行ったところ、AHI=36.7と重症の結果となりました。体重は、7年前より2Kg減っており、加齢に伴う無呼吸の重症化と考えられました。連続する呼吸イベントと同時にPLMも多数みとめ、PLM指数は27.1でした。ビデオ画像からも無呼吸終了時にPLM特有の足関節を屈曲させる脚動が観察されました。

CPAPタイトレーションの結果です。AHI=3.5回/時間と呼吸イベントは良好な治療効果を認めましたが、本人の熟睡感はなく、睡眠の分断が残る結果となりました。原因はマスクリークにあります。体位変換とともにリークが増えて、リークが増えると呼吸イベントが誘発され治療圧が上昇、さらにリークが増加するという悪循環になっています。ここは23時頃のリークが急上昇した時に、マスクフィッテイングをすべきでした。PLM指数は診断時の半数以下に減少、つまりこのPLMは、前回の報告同様に呼吸イベントに誘発されたPLMであるとも考えられます。治療圧はリークさえコントロールできれば4-8㎝H2Oで十分治療可能と思われました。



