BMI=36.3 AHI=103.7回/時間のCPAP圧設定

2026年08月31日

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40歳台 男性 身長:178㎝ 体重:115 kg BMI36.3 ESS9 扁桃炎で当院を受診されましたが、肥満と少顎があっため、SASを疑って簡易検査を施行したところ、REI=33.9/時間だったため、診断PSGを行いました。終夜仰臥位で、AHI=103.7/時間とまさに超重症の結果でした。このトレンドで気づくのは呼吸イベントの持続が短いことです。トレンドのフルスケールは60秒ですので、平均20秒前後の短いイベントだったことでAHI100を超えたと考えられます。呼吸イベントの持続が短いことは、覚醒閾値の低下も考えられます。そして大変のイベントは低呼吸だったことから、AHIの数値は高くても、SASとしての重症度は無呼吸優位の症例より軽いのではないかと考えられます。またPLMの合併(PLM指数=15.2/時間)もありそうで、ますます覚醒閾値の低下が懸念されました。これだけ重症の無呼吸があると、PLMはマスクされてしまいます。やはりCPAPタイトレーションで確認が必要となります。

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短い閉塞性低呼吸が連続するため、睡眠段階はN1が連続、呼吸イベントが長ければ、N2まで睡眠段階が進むはずですが、N1TST70.5%でした。これだけ重症かつBMIが高ければ、CPAPの導入には、通常圧上昇が速い装置で、最高圧を高めにするほうが適していると思われます。しかしPLMの混在や覚醒閾値の低さを考えると、急激な圧上昇が不眠の原因となる可能性も否定できません。もちろんCPAPを試してみてからの話にはなりますが、こまめな圧調整が必要と考えられます。またPLMの経過についても、早めのCPAPタイトレーションで確認し、結果を報告いたします。

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