9年前と同様に中枢性イベント優位で日中過眠を訴える症例

2026年08月04日

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50歳台 男性 身長:170㎝ 体重:62 kg BMI21.5 ESS18 起床時の頭痛と日中過眠を主訴に、他施設で行った簡易検査結果REI=8.1にて紹介受診、9年前に当院で診断PSGを実施した症例です。上記は9年前のPSG結果になります。9年前はAHI=16.5、中枢性AHI11.4という中枢性優位の結果でCPAPの適応はなしとなり、PLM指数10.1で覚醒を伴う脚動が多かったためリボトリールを処方、安定した睡眠がとれるようになったとのことで紹介元に戻られました。その間に中枢性無呼吸の原因を探るべく、MRI(キアリ奇形疑)や心機能評価も行いましたがまったく問題ありませんでした。

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ところがリボトリールは眠気が強く、朝起きられないなどの症状で自己中断されていました。今回はやはり日中過眠が耐えられず、9年ぶりに再受診され、再度診断PSGを行いました。結果はAHI=12.8で中枢性は11.1と9年前とほぼ同様の結果でした。呼吸イベントは軽症でも覚醒反応は多く睡眠の分断も同様でした。覚醒反応の中でも赤いマークの自然覚醒が多いことがわかります。そこでこの中枢性呼吸イベントの原因を換気応答の低下ではないかと考えました。今後換気応答試験のできる施設に紹介する予定です。

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